官兵衛の魅力

ようこそ、黒田官兵衛の世界へ!

黒田官兵衛は戦国時代の末に活躍し、一般には秀吉の軍師として天下取りを助けた武将、秀吉の知恵袋、稀代の軍師と言われています。しかしながら、黒田官兵衛が辿った足跡を見ていくと、官兵衛が単に軍師として活躍しただけでなく、同時代の他の武将と際立って異なる多彩な能力と豊かな人間愛を持って戦乱の世を生きたことが浮かび上ってきます。ここではそのような黒田官兵衛の生き方、考え方などを「官兵衛の魅力」として、エピソードなどを交えて紹介しましょう。

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戦いにおいては極力武力を使わず、説得によって敵を降伏させることを最優先し、敵味方双方の犠牲を極力抑えるように考える軍師であり、戦術家であった。

2
状況分析が的確で、大局を見据えた判断ができる戦略家であった。

3
信義を重んじ、恩顧を受けた人だけでなく自分を裏切った者にも恩で報いた。

4
戦国時代末期にあって武士道と言う概念が未だなかった時代でも忠義を貫き、あくまでも主君の命に従った。

5
戦いの場にあっても、連歌、茶の湯をたしなむ文化人であった。

6
キリスト教を信仰し、西洋文明にも関心を持った視野の広い、他人にも優しい人物であった。

7
一夫多妻が普通で、側室を持つことが常識であった戦国時代において、一人の妻を大切にする模範的な夫であった。

8
城の縄張りから建設、城攻めのための工作物の建設、城下町の都市計画までを広範囲に行う優秀な土木技術者であった。

9
上に立つ者はどのように振る舞うべきかをよくわきまえた指導者、教育者であった。

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官兵衛の生き方と人物像

 

参考文献

川添昭二・福岡古文書を読む会校訂「新訂黒田家譜 第一巻」文献出版 昭和58年
「黒田家文書 第一巻 本編」福岡市博物館 平成11年
松田毅一・川崎桃太訳「完訳フロイス日本史④ 豊臣秀吉篇Ⅰ」中央公論新社 平成12年
松田毅一・川崎桃太訳「完訳フロイス日本史⑤ 豊臣秀吉篇Ⅱ」中央公論新社 平成12年
松田毅一・川崎桃太訳「完訳フロイス日本史⑪ 大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ」中央公論新社 平成12年
「別冊歴史読本 稀代の軍師 黒田如水と一族」新人物往来社 平成19年
「黒田官兵衛の魅力 天下をねらった播磨の智将」姫路文学館 平成23年
橋本政次「姫路城史 上巻」姫路城史刊行会 昭和27年