小田原城攻めのゆかりの地を巡りました

11月14、15日の両日、総勢30名で小田原城攻めのゆかりの地を巡りました。

14日は静岡県三島市の山中城跡を訪れました。ここは小田原北条氏の西を守る支城で、当時の東海道沿いに築かれました。自然の地形を生かし、畝堀、障子堀などで守られた堅固な山城でしたが、天正18年3月、小田原城を目指す秀吉軍の猛攻撃により善戦むなしく半日で落城しました。この戦いで秀吉軍では官兵衛の妹婿の一柳直末が討死しました。現在は三島市により史跡公園として整備されています。我々一行は小雨が降る中を見学し、堀に入ると容易に身動きできず、敵の攻撃に晒される畝堀、障子堀の巧みさ、美しさに目を奪われました。北条流築城術の技術の高さに改めて感心した次第です。

その後、一行は箱根湯本のホテルに向かい、温泉で長旅の疲れを癒し、夕食、懇親会で交流を深めました。

翌15日は晴天に恵まれ、まず小田原城をガイドさんの案内で見学し、天守閣にも登りました。現在の小田原城天守閣は江戸時代の天守閣を模して建てられ、城内は博物館になっています。博物館では北条氏の歴史についての展示解説があり、小田原城攻めについても学習できました。そして天守閣の最上階からは秀吉軍が本陣を置いた石垣山一夜城方面を望むことができました。

午後はいよいよ今回最大の見所の石垣山一夜城で、ガイドさんの案内で見学しました。ここは関東で初めて築かれた総石垣の城で、本丸、天守台、二の丸、南曲輪、西曲輪、井戸曲輪などからなっており、築城には官兵衛が関わっています。最初に目に入るのが南曲輪の石垣。一部崩れたところがありますが、ほぼ往時の姿を留めています。ゆるやかな坂を上ると二の丸跡に出、反転して二の丸を横断すると本丸に着きます。ここの物見台からは東方に小田原城、相模湾が望めます。また、二の丸に降りて直進すると井戸曲輪があり、石垣がほぼ完全に残っています。秀吉はここの水を使って茶会を開いたと言われています。

今回は秀吉、官兵衛らの小田原城攻めを思い起させる城跡を訪れ、皆さん満足して帰路につきました。一泊二日のバス旅行では往復の車内でも話が弾み、歴史番組のビデオなども見ながら楽しく過ごしました。皆様お疲れさまでした。

なお、石垣山一夜城をもう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。