第11回定期総会と黒田家第16代当主黒田長高氏の講演会を開催しました。

第11回定期総会と黒田家第16代当主黒田長高氏の講演会 平成29年6月7日

6月7日に姫路市市民会館で第11回総会と特別講演会を開催し、生憎の雨天にもかかわらず100名余りの方々のご参加をいただきました。

定期総会では、神澤会長の挨拶に続いて、昨年度の活動報告、会計報告を行い、今年度の活動計画、会計予算などを説明し了承されました。今年度も黒田武士ゼミ、ゆかりのち巡り等の他、重点事業である官兵衛公銅像建立の実現、黒田官兵衛の記念館の設立、個人会員500人の達成による運営基盤強化を目指して活動を継続していきます。また、主な人事では神澤会長が名誉副会長に、山下副会長が第四代会長に就任しました。

記念講演会では黒田家第16代当主で当会名誉会長の黒田長高氏から「官兵衛以降の黒田家と江戸屋敷」と題してご講演いただきました。講演の冒頭ではお城まつりで甲冑姿の黒田官兵衛に扮して乗馬し行列の先頭に立たれたことを回想されながら黒田家と姫路とのつながりを述べられ、播磨の黒田武士顕彰会が設立されてから黒田家と姫路との繋がりが深まり、また大河ドラマ「軍師官兵衛」の実現に他のどこよりも大きな役割を果たしたとの評価をいただきました。本題では長政公以降の歴代当主の人柄、業績などを紹介していただき、黒田家が御家騒動、財政危機、後継者問題、戦後の混乱期などを乗り越えて現在まで続いていることを旧大大名家の御当主ならではの秘話を交えて分かりやすく話していただきました。江戸屋敷については、上屋敷は霞が関に2万坪もの敷地を有しており、跡地は現在外務省となっています。中屋敷も赤坂溜池の近くに2万坪を有しており、黒田家は現在もその一部を保有し、長高氏は中屋敷跡地に住んでおられます。

姫路は世界文化遺産の姫路城を有するものの、大名家との繋がりが薄く、今回黒田長高氏から大名家の暮らしぶり、苦労話などを直接聞くことができ、参加者の皆様には貴重な機会になりました。長高様の姫路に対する熱い思いに応えて、これからも皆様方とともに活動を続けていきたいと思います。本年度も会員はじめ皆様方のご支援をよろしくお願いいたします。

神澤会長挨拶

議事(山下副会長)

特別講演(黒田長高氏)

お城まつり武者行列(平成18年)

外務省となった黒田家江戸上屋敷(明治初年) Wikipediaより